新型コロナで変わる社会

裁判所が再開してきました

4月の緊急事態宣言の発出以来民事事件の裁判手続きが止まっていましたが、ようやく裁判所から連絡が入り期日が決まってきました。
裁判所では今回のコロナショックの前から裁判手続きのWEB化の動きがあり、私の事務所でもチームズというアプリのダウンロードをしているところでした。
そして再開した裁判所からの連絡ではWEB会議による期日を入れてくる担当部もあります。社会システムが大きく変わろうとしています。私のような高齢者ですとなかなかついていけない状況ですが、裁判所に常に行く必要がなくなることは歓迎すべきこととなります。
大阪では多くの法律事務所は中之島にある裁判所まで徒歩5分圏内のところにあります。俗に言う弁護士村と言われる地域になります。私の事務所は裁判所まで地下鉄を利用して30分くらいのところですので、正直WEB会議が増えると助かります。

弁護士の仕事のやり方が大きく変わるかもしれません

依頼者の相談を聞くのは事務所です。そんな常識のようなことがWEB会議で変わるのではないでしょうか。
つまり相談者とはWEB上で会議をすることで実際の面談は不要となるのです。ただし初回は面談が必要だと思います。

マンションの理事会はどうなるでしょうか

私がイメージするには、理事会の会場には出席できる理事が集まり、その時間に出席できない理事でWWEB会議に参加できる方は遠隔地からの参加をしてもらうと言った理事会の有様があります。もし私たちのような専門家に理事会として意見を聞きたいということがあればWEB参加もありでしょう。
このような理事会の開催をするためには理事会の会議に関する規定を変えるために管理規約の変更をする必要があります。
そして管理組合でネット環境を整える必要がありますので組合用のパソコンを備えることとなります。組合用のパソコンがあると組合活動の多くのものがIT化するでしょう。管理会社との連絡もWEB会議がメインになるかも知れません。
個々の管理組合で検討さ