現状について 管理規約では管理費等を期日までに支払わなかった区分所有者に対して遅延侵害金として年14.6%の損害金を加算して請求することが出来ると規定されていることが一般的になっています。この率は住宅ローンの遅滞の場合の…
マンションの建替え等の円滑化法が一部改正されたことで影響を受けるもの
改正建替え円滑化法が平成26年12月24日に施行された この改正法は耐震不足と認定され除却の必要性が認められたマンションは5分の4の多数によって敷地の一括売却が可能となって建物を除却出来る事になったというものです。 耐震…
阪神淡路大震災から20年 マンションを取り巻く法律はどうなったか
1、 震災当時のこと 私は大阪府下の大阪湾に近いところに住んでいましたので、朝方の強い揺れで目を覚ましました。震災後芦屋市の被災マンションの依頼を受けて仕事をしました。当時はマンションに対しても全壊判定や半壊判定が表示…
区分所有権は変質したのか?
1、区分所有権とは何でしょうか 一物一権主義の大原則の例外を法が定めたものです。その必要性は何だったのでしょうか。それは、集合住宅の誕生という日本における住居形態の変容によって、一棟の建物の中に区分された複数の建物に所…
事業主がマンション関係の法律に登場しないのはどうしてでしょう
1、なんのことですか?と思う方もいると思います。当たり前のことかも知れませんが、区分所有法は区分所有建物が出来上がった時から適用されますし、管理適正化法も同様に出来上がったマンションを対象にしています。事業主はマンション…