私の兄がマンション住まいを始めました
70歳をこえた兄が終のすみかとしてマンション住いを生れてはじめて始めました。
その理由は、駅に近く、スーパーも近いし病院も近い。おまけにお寺や葬儀会場も近いという好立地条件とのことです。
マンションは、立地条件を買えとはよく言われているところですが、それを地で行ったようなものです。
先日転居祝を持って訪問しました。
兄夫婦は既にマンションライフに馴染んでいるようでした。
感想を聞くと、意外とバルコニーが広いとか、仏壇がうまく収まったとか、キッチンのシンクにあるディスポーザーを夫婦は気に入ったようでした。
年がいってから住居を替える。一戸建てからマンションに変わることはどうなのか?と心配していましたが、余り気にならないようでした。
私から兄に対して、一言
管理組合の理事に積極的に就任してはいけませんよ。その理由は、モンスターになる要素を持っているのではないかと思うからです。
と言って、全く無関心というのもダメとは思いますが、何しろ時間は十分ある人ですから、チョット心配です。
それと、こんなことを言っていました。
マンションに引っ越してから近所を散歩していたところ、帰り道が分からなくなったようなのです。本人も不安になったようですが、14階建てのマンションですので、遠くから見えたらしく「あそこや!」と帰り着いたようです。
これなんかは、一つのランドマークとしてマンションが機能しているということでしょう。「あれ、オレの家や」という感覚ですね。
大阪府下の急行停車駅で徒歩約7分の立地条件、弟としては「良いところに転居した」という思いで帰路につきました。
マンションという住まいについて
私とすれば兄のマンションライフがどのように変化するのかしないのか、暫くウオッチングしようと思います。
マンションの間取ってほとんど同じですね。当然そうだという声が聞こえてきますが、変わったことは出来ないのでしょうか。無駄がないというか玄関を上がると右か左に4から6畳くらいの部屋がありその反対側はお風呂とトイレ、廊下があって突き当りにリビングと横にはキッチンというような感じですか。
そして気密性に優れています。兄曰く「この冬場で朝起きた時の室内温度が高いので快適や」暖房費は安くつくのかな。
今更ながら住まいとして見るとマンションはすぐれものだと思います。この感想は専有部分の中でのことが中心となります。ただし専有部分という住居部分は共用部分によって支持され囲まれていることをお忘れなきように。自分の生活空間が良好であれば周りのことについてはあまり気にならないという考えが出てきてもおかしくないですね。で、感じたのは総会出席率の低いマンションでは多くの居住者が満足のいく住環境で暮らしているのかな?ということではないでしょうか。
管理費を払っているので管理会社がやってくれているからお任せしておこうということですか?
共用部分の管理維持について意識を持つことが重要ではないでしょうか。
以上