台風21号 第二室戸台風と同じ進路を辿ったとされる台風が大阪を中心として近畿圏を襲いました。我が家もベランダのトタン屋根の枠が壊れましたし、2晩停電の中で暮らしました。付近の状況ですが、トタンはほぼ全滅と言ってよい有様で…
平成27年9月18日最高裁判所第二小法廷判決について 不当利得返還請求事件
事案について 判例集などによって私なりに想像しているところもありますが、こんなことだと思います。 事件になったマンションは複合用途のマンションで店舗部分については看板を外壁に取りつけることを容認していて実際にも看板が取り…
大阪で震度6弱の揺れがありました
私の自宅も揺れました 6月18日の午前8時前スマホのアラーム音と同時に揺れを感じました。私の自宅は大阪府の大和川より南の住宅地にあります。 阪神淡路の時と比べると揺れは小さく感じましたし、家の中の被害はありませんでした。…
マンションの管理は誰がするのですか?
基本的なことから 何回も言っていますが、区分所有法には管理会社のことはどの条項にもありません。区分所有法は、区分所有建物の管理を中心とした法律です。 元々は、区分所有者がマンションの管理をすることが前提としてその管理のル…
理事会で理事長を解任できる
平成29年12月の最高裁判決 理事会で理事長を解任できるとした最高裁判決が出ました。昨年末にマンション管理新聞から電話取材を受けまして判決についてコメントを求められました。 私のコメントは最高裁の判決に賛成ですというもの…
管理者について
管理者とは 区分所有法25条に管理者の選任に関する規定があります。そして26条1項には管理者は集会の決議、規約で定められている事項を実行する権限があり、26条2項には管理者はその職務に関し区分所有者を代理するとあります。…
理事会について
理事会について管理規約ではどのように定められているのか 私のブログも90本を超えてきましたが、理事会についてあまり触れてきませんでしたので少し述べることにします。 区分所有法には理事会の規定はありませんので、規約でどのよ…
会計担当理事による着服横領被害に遭った管理組合が当時の理事長らに賠償を求めた事件について
事案の概要 某マンション管理組合は、問題発覚まで自主管理であったのですが、会計担当理事によって、組合の預金をおよそ9年間約200回にわたり着服横領され、その金額は5000万円になったとして、その当時の組合役員であった理…
管理会社と管理組合の利益相反行為(弁護士の立場から)
利益相反行為とは 利益相反行為という言葉は聞いたことがあると思います。私たち弁護士は日常の業務の中で気を付けている事柄です。例えば相談を受けている相手方から依頼を受けるとか、遺言執行者になっている弁護士が相続人の一人から…
監事が印鑑を押さない時 どうしますか
監事の職務 監事は管理規約において規定されている管理組合の役員の一つです。監事の職務は、管理組合の業務の執行及び財産の状況を監査し管理組合の総会に報告する職務があります。 管理組合法人の場合は区分所有法上監事を置かな…